華道には、ちょっと敷居の高いイメージがあります。やってみたいと思っても、その始めかたすら分からないという人も多いでしょう。流派によらず、華道を学ぶには資格の取得という選択もおすすめです。

華道アドバイザー認定試験

ここでは華道アドバイザー資格という、華道の基礎を体系的に押さえられる資格について、取得方法を含めた中身についてご紹介します。

華道を始める方法は大きく3つある

華道はお作法という面もあるので、趣味で始めるというよりも、家柄次第では有名な先生について指導を受けてスタートするのが一般的なイメージですよね。

しかし、華道の初め方はそれだけではありません。

一つ目は流派に属して指導を受ける、二つ目は通信講座で資格取得してスタートを切る、三つ目がいきなり華道アドバイザー認定試験をクリアするという方法があります。

資格は通信講座を利用してもそうでなくても、取得してしまう限り、結果として同じことになります。

華道アドバイザー認定試験は日本生活環境支援協会が主催する、華道の基本をマスターしていることを認定する資格です。

毎年6回偶数月に行われていて、比較的試験回数としては多いので、何度でもチャレンジ可能ということは、ハードルを下げてくれています。

自分なりに勉強して試験を受けることは可能ですが、公開されている資格試験の出題範囲から学習テーマを絞る事は簡単ではありません。

そのため、独学で試験に合わせて効率的に学ぶのは、想像以上に難しいものがあります。

資格取得までがいったんのハードル

華道アドバイザー資格の学習は出題範囲を絞るのが困難という点から独学では限界があり、インターネットで出てくる情報も非常に限られています。

一般的な華道に関する資料では、試験範囲に対応しているわけではないので、学習する部分が試験対策として的外れになってしまうことが考えられます。

また格式高いお作法も含まれるので、始めるためには、それなりのハードルもあると理解して良いでしょう。

流派によらない華道の習得のためには、資格取得がいったんのハードルと考えると良いでしょう。

資格取得を通信講座で楽にする

流派に属して資格取得を目指すのも良いのですが、自由に華道を楽しめる資格取得という選択肢にもメリットは大きいものがあります。

資格取得を選択肢とした場合、合格のために通信講座を受講するという選択は、非常にスムーズに進めるためにおすすめです。

通信講座では試験を受けて資格取得するほかに、主催する団体が認定する受講で「試験ナシ」が可能なコースも準備されています。

通信講座を運営するSARAスクールジャパンと諒設計アーキテクトラーニングでは、両方で試験免除コースがあります。

資格取得後の経験も大切な華道、師匠に習う方法もありますが、自分なりの華道を目指すのであれば、資格取得を早くして華道に携わる期間を短縮し、少しでも早く実践に取り組んで経験値を上げることは良い方法です。

自分に合った資格取得の方法で、華道への気持ちを絶やすことなく実践につなげたいものですね。

華道アドバイザー認定試験