華道の基本として、一種いけ・二種いけなどがあります。素材そのものを活かした簡素な生け方で、長く受け継がれて来たものです。
しかし最近では、よりアーティスティックに生け花を楽しむ流れが生まれています。
用いる花材の種類も幅広くなり、人工物を用いることもあるなど、今、五種以上の花材を用いた生け花が注目されています!
五種以上を生ける際の注意
花材の取り合わせは、花材の種類が増えるほどに知識と経験を必要とします。
一種いけ・二種いけほど明確なルールがある訳では無いので、基礎を理解し、それが身に付いていることが必須です。
五種以上と言っても、多くても六種程度が無難です。飾る場所や器にもよりますが、あまり多くを詰め込み過ぎると、どうしてもバラバラな印象になってしまいがちです。
また多くの花材を用いるので、かなりボリュームが出ます。広い空間で生き生きと表現出来る様、飾る場所には十分に気を付けましょう。
飾るのに適した場所
五種以上の花材を用いた場合は、どこに飾っても良いという訳には行きません。
ホテルのロビーなど、空間が広く(天井が高く)、人の行き交う場所などは適している場所と言えるでしょう。
出来るだけ人目につく場所に飾ってこそ魅力が発揮されます。
五種以上の花材を用いる場合は、金属や合成樹脂などの人工物を用いることもあります。
人工物を用いるとモダンな印象になりますので、洋風の建築とマッチします。天井の高い吹き抜けがあるような場所も飾る場所としておすすめです。
応用を身に付けるには
五種以上の花材を用いるために、華道の基礎を学ぶことは必須です。基礎が身に付いていないのに応用へ進むことは出来ないからです。
基礎を学ぶためには、教室に通って師匠から学ぶ他、最近では通信講座で学べるようになっています。
そのような方にこそ通信講座がおすすめです。通信講座であれば、自宅でも学べてしまうため、時間の制約がありません。
また自分のペースで学習出来るため、付いて行けるか心配…ということもありません。
更には通信講座によっては、資格の取得にも直結するものもあるため、その後の世界が大きく変わります!
「花を楽しみたい」「花が好き」「日本文化に触れたい」そのような純粋な思いから華道の通信講座を始め、資格取得をして活躍されている方が多数いらっしゃいますよ!!