華道では一種いけもしくは二種いけが主流でしたが、現代では三種・四種など多くの種類の花材を用いることが増えて来ました。
これは表現方法が多様化し、少ない種類の花材では表現したい世界観には物足りなかったり、用いる花材の種類そのものが増えたりしたことに影響を受けています。
自由度が高いものは難しく感じるかもしれませんが、基礎をしっかりと学ぶことによって、自由な中にもしっかりと調和が図れるようになりますよ!
四種いけとは
文字の通り、四種類の花材を用いることを言います。
『四』という数字は古来より『死』を連想するため、不吉なものとされ、避けられて来ました。
現代では言葉の響きや、迷信的なものにとらわれる方が少なくなってきたことにより、美しさを追求する上で、四種いけも用いられるようになって来ました。
四種いけの歴史は浅いのですが、一種いけ・二種いけなどと比べ、より現代的と言えるでしょう。
四種いけの魅力
より多くの花材を用いることで、個性的な作品に仕上げられるようになります。
鑑賞する側としても、型にとらわれない、自由なスタイルに惹かれる方は多いのではないでしょうか?
洋風でモダンな作品に仕上げる方が、四種いけの魅力を発揮出来るはずです。
花材の数が多い分ボリュームが出やすいので、飾る場所はよく選びましょう。
四種いけは狭い空間よりも、広い空間の方が適しています。
四種いけをより楽しむには
いくら自由に楽しんで良いとは言っても、何の知識もなく花を生けることは出来ません。
花材の選び方から水揚げなど処理の仕方、長持ちさせるための管理方法など、ただ生けること以外にも学ばなければならないことはたくさんあります。
そこでおすすめなのが華道の通信講座!
華道の通信講座では、なんと資格取得までが目指せるものが用意されています!
自分が教える側になるほどの知識が、自宅で、通信講座で学べるなんて信じられませんよね。様々な通信講座がありますが、その中でも華道は人気のある講座の一つ。
教室ではマンツーマンではなく、複数の生徒さんと同時に指導を受けることが多いのですが、通信講座では、自分のペースで学べるというところもいいですよね。
日本の心である華道を、自分で楽しみ伝えて行く。もはやそれが通信講座で出来る時代なのですね!
華道の形が時代と共に少しずつ変わって来たように、学び方も時代と共に変わって来ているのです。
暮らしの中に花がある生活を始めてみるのも良いかもしれませんよ!